次亜塩素酸水についてはこれまでもいくつもの大学、公的な研究機関、企業などで数多くの研究、実験、検証が行われており、たくさんの研究レポートや報告書で次亜塩素酸水がウィルスを不活化させることや殺菌効果が明らかになっています。アルコール消毒液が効かないノロウイルスも次亜塩素酸水なら不活性化させることも報告されています。
上記が周知されるにつれて次亜塩素酸水は公共施設、介護施設、ショッピングモール、飲食店など数多くの場所でアルコール消毒液の代わりとして感染拡大防止に使われています。
次亜塩素酸(HClO)の存在割合が高いほどウイルスの不活性化や殺菌の効果は高くなります。水溶液のPH値も重要で、次亜塩素酸存在割合が高くても強い酸性では有毒な塩素ガスが発生するリスクがあります。一方でアルカリ性になってしまうと次亜塩素酸存在割合が著しく低下します。(下図参照)
ジアコロリαは水に溶かすだけで次亜塩素酸存在割合が90%前後かつPH値5.5~6.5と安定した次亜塩素酸水を簡単に作ることができます。
ジアコロリαの主成分であるジクロロイソヌル酸ナトリウムについて世界各国のエビデンスおよび情報リンクを掲載しました。PDFにてダウンロードできるものもありますので、自由にお使いください。特に世界各国でジクロロイソシアヌル酸ナトリウムにて生成した次亜塩素酸水を新型コロナウィルス対策に有効であるとして使用が広がっています。
新型コロナウィルス感染症対策
Sean Wei Xiang Ong et al., Air, Surface Environmental, and Personal Protective Equipment Contamination by Severe Acute Respiratory Syndrome Coronavirus 2 (SARS-CoV-2) From a Symptomatic Patient 米国医師会誌3月4日オンライン版 シンガポールの病院での隔離病室での検討。トイレのドアノブや便器の表面からPCRでウイルスが検出された。空気サンプルからは検出されなかったが、排気ダクト表面からは検出された。ジクロロイソシアヌル酸ナトリウムによる消毒後は検出されず。
ジクロロイソシアヌル酸ナトリウムの英語表記はSodium dichloroisocyanurate。4つのジクロロイソシアヌル酸ナトリウムの消毒剤が、登録。(CSVにてダウンロードできるリストです)
https://www.epa.gov/pesticide-registration/list-n-disinfectants-use-against-sars-cov-2-covid-19
中国国民健康委員会、Covid-19の予防管理のため4種類の消毒剤(ジクロロイソシアヌル酸ナトリウムを含む)の緊急上場を許可
オランダの殺菌剤当局(Ctgb)は、BPRに基づく承認要件から一部の表面消毒剤を免除しています。企業は、医療現場で使用するために、以下を含む表面消毒剤を自由に販売できるように規制緩和措置。
・アルコール(少なくとも70%)
・次亜塩素酸ナトリウム(少なくとも025%の活性塩素)
・ジクロロイソシアヌル酸ナトリウム(使用濃度1,000ppmの活性塩素)
https://chemicalwatch.com/104776/covid-19-deadline-extensions-derogations-and-supply-chain-news
その他